作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 写真測量による補強土壁の壁面変形把握 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第68回土木学会年次学術講演会 |
誌名 | 第68回土木学会年次学術講演会論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 藤田智弘 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 久保哲也 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 宮武裕昭 |
一般財団法人土木研究センター | 中根淳 |
防衛大学校 | 宮田喜壽 |
抄録 |
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補強土壁は,ある程度の変形を伴い補強メカニズムが発揮されるものであり,多くの補強土壁は経年的にある程度変形しつつ,安定性を保っていると考えられる.この様な特徴を持つ補強土壁では,任意の時点における変形量の大小だけでは構造物としての安定性を評価することは難しく,適切に維持管理するためには,壁面変形の経時変化を追うことが有効と考える.しかし,下げ振りなどは手間がかかり,経時変化を追えるような精度の記録も残らない.精度と簡便性を兼ね備えた日常点検手法の開発が必要である.そこで,著者らは簡便な現場作業と,記録性に優れた写真測量に着目した. 本報では,写真測量により実大補強土壁の壁面形状の計測を行い,変形の経時変化を追う日常点検手法としての適用性について報告する. |