作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | アスファルト混合物の製造・施工温度低減による性状改善効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第68回年次学術講演会 |
誌名 | |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 新田弘之 |
土木研究所 | 西崎到 |
土木研究所 | 川上篤史 |
抄録 |
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アスファルト混合物の中温化技術は,これまで主に冬季の施工性改善,あるいは混合物製造時の二酸化炭素排出低減に着目され使用されてきた.しかし,これらの有用性以外にも,製造温度を低下させることによる他の有用性が考えられる.そこで,ここでは二酸化炭素排出抑制以外の性状改善効果について,確認することにした.改善が期待できる性状としては,これまで報告1)しているように,アスファルトの劣化抑制効果がある.これについては劣化の混合温度依存性について検討した.また,アスファルト混合物製造時に発生する揮発性有機化合物(Volatile Organic Compound:VOC)の抑制効果が指摘されており2),施工時にも同様にVOC発生抑制が期待できるため,この効果についても検討した. |