作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 接円式固化改良地盤に支持される杭基礎の水平抵抗特性に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 地盤工学ジャーナル |
巻・号・回 | Vol.8, No.4 |
発表年月日 | 2013/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 谷本俊輔 |
橋梁構造研究グループ | 河野哲也 |
橋梁構造研究グループ | 七澤利明 |
地質・地盤研究グループ | 中谷昌一 |
抄録 |
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深層混合処理工法をはじめとする固化工法は,軟弱粘性土地盤の沈下対策や構造物の施工のための補助工法などとして広く用いられている。最近では道路橋においても,固化工法を補助工法としてではなく,本設構造物の一部,すなわち構造物が反力を得るための抵抗材として使用し,本設構造物の設計の合理化を図ろうという技術提案がなされるようになってきている。実橋への適用を考えるのであれば,載荷実験を重ねて支持機構,破壊形態を明らかにし,破壊に対してどのように安全余裕を担保するかという検討から始めることが必要である。本研究では,載荷実験および数値解析に基づき,接円式固化改良地盤に支持される道路橋の杭基礎の水平抵抗特性を調べ,その支持機構,反力特性,破壊形態を明らかにした。道路橋基礎の要求性能に照らしつつ,得られた知見に基づき,道路橋杭基礎を固化改良地盤に支持させる場合の設計・施工のあり方について考察を行った。 |