作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 礫質河川敷の比抵抗構造探査:鬼怒川中流部での探査例 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第127回(平成24年度秋季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 127 |
発表年月日 | 2012/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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流路変遷による河川微地形の形成過程の復元を目的として,河川敷において比抵抗探査を実施した.調査地は真岡市上谷貝地先の鬼怒川の中流部である.調査地には左岸側に砂礫で覆われた幅400m程度,上下流延長1km程度の拡がりを有する高水敷が発達する.この高水敷上に4本の探査測線を設定し,比抵抗探査を実施した. 探査断面には共通して高比抵抗表層部が認められたが,草本植生に覆われた中位面ではより大きな値を示し,主として粗粒砂からなり,植生に被覆されていない低位面では相対的に低い値を示すこと,旧流路横断部では低比抵抗構造を呈することが特徴的であった. |