作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 道路トンネル内の火災時における避難行動に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第19回 地下空間シンポジウム |
誌名 | 地下空間シンポジウム論文・報告集 |
巻・号・回 | 第19巻 |
発表年月日 | 2014/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 石村利明 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
抄録 |
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道路トンネルは閉鎖された空間であり,火災が発生した場合には利用者の安全面への影響が大きいと考えられる.2004 年に出された欧州指令1)によれば,既設トンネルの安全対策について非常用施設等の有効性を検証するため,トンネルの安全度をリスクアナリシスによって実証されるものとしている.こうした中,国内においてもトンネルの安全度を定量的な評価手法に基づいて検討する試みが行われている2).この評価手法を用いて安全度を検討していくうえでは利用者の避難行動に関する諸数値等が必要となり,これまで建築分野では避難に関する多くの検討が行われてきている3).本報文では道路トンネルを対象として,トンネル内において火災によって煙が発生した状況を模擬した際の利用者の避難開始時間や避難速度などの避難行動について実験を行った結果について報告する. |