作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 遠望目視点検時における評価指標に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第30回日本道路会議 |
誌名 | 第30回日本道路会議 |
巻・号・回 | CD-ROM |
発表年月日 | 2013/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 笹田 俊之 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
トンネルチーム | 石村利明 |
抄録 |
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道路トンネルでは定められた便覧や要領等1) 2)に基づいて維持管理が行われているが,今後,財源が制約される中では,一層効率的な実施が求められると考えられる.現在の道路トンネルの維持管理における点検は,初回定期点検では近接目視による変状の把握と打音検査によるうき・はく離の有無および範囲の確認が行われている.また,二回目以降の定期点検では,初回定期点検で詳細に把握されている変状を遠望目視点検で照合して,変状の進行箇所や新たな変状が発生した箇所および前回点検の結果以降に補修・補強対策が講じられた箇所に対して近接目視による変状の把握と打音検査によるうき・はく離の有無および範囲の確認を行うこととしている.しかし,合理的かつ効率的にトンネルの維持管理を行っていくためには,トンネルの状態に応じて適切な点検手法が選択されるべきであるという考え方もある.本報文では,実際のトンネルにおいて,同一の変状に対して近接目視点検と遠望目視点検による点検結果の比較・分析を行った結果をもとに,遠望目視点検時における着目点や評価指標に関して考察する. |