作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 鋼構造物塗装のVOC削減に関する検討(I)-水性塗料の適用性検討(その8)- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第36回鉄構塗装技術討論会 |
誌名 | 鉄構塗装技術討論会発表予稿集 |
巻・号・回 | 第36巻 |
発表年月日 | 2013/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大日本塗料 | 大柴雅紀 |
土木研究所 | 冨山禎仁 |
関西ペイント | 後藤宏明 |
神東塗料 | 大山博昭 |
中国塗料 | 斉藤 誠 |
抄録 |
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地球温暖化等の地球環境の変化は、深刻化を増してきており、塗料、塗装に関する分野においては、VOC(揮発性有機化合物)排出量の削減化が進められてきている。建築塗装、工業ライン塗装などの分野では水性塗料が実用化されている。鋼構造物塗装分野においても、塗料のハイソリッド化などにより、VOCの削減化は進められているが、更に大幅な削減が望まれている。そのためには、従来の溶剤形塗料を無溶剤形塗料や水性塗料に転換することが有効であるが、幅広く適用していくためには、種々の検討が必要である。(独)土木研究所と塗料メーカー6 社(関西ペイント㈱、神東塗料㈱、大日本塗料㈱、中国塗料㈱、㈱トウペ、日本ペイント㈱(50 音順))は、鋼構造物塗装のVOC削減に関する共同研究を実施してきた。この共同研究の中では、鋼構造物一般外面への水性塗料の適用性に関して、水性塗料の塗膜性能、塗料性状、施工性等の検討が実施された。本報では、水性塗料の長期耐久性を把握するために追跡調査を実施した屋外暴露試験5年の結果を報告する。 |