作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 高軸力を受ける高軸方向鉄筋比の中空断面RC橋脚の正負交番繰返し荷重下における破壊特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | Vol. 69 No. 2 |
発表年月日 | 2013/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究G | 八ツ元 仁 |
橋梁構造研究G | 堺 淳一 |
橋梁構造研究G | 星隈 順一 |
抄録 |
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中空断面RC橋脚においては,その構造特性から内面の点検が困難であり,たとえ地震後に内面の損傷を発見できたとしても修復が非常に難しいという特性を持っている.中空断面RC橋脚における耐震性能の評価においては,これらの特性をすべて踏まえたうえで限界状態を設定することが必要である.しかし,中空断面RC橋脚に関する研究は少なく,現段階で得られている中空断面橋脚の耐震性能に関する知見は十分でない.本研究では,内面の損傷状態と外周面の損傷状態の相関など破壊状態に至るまでの損傷の進展過程に関する知見が少ない高軸力かつ高軸方向鉄筋比の中空断面RC橋脚について,正負交番繰返し載荷実験を行い,その損傷過程と破壊形態の把握を行うとともに,軸力の大きさがこれらの損傷特性に及ぼす影響についても検証を行った. |