作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 上部構造の断面特性が津波によって橋に生じる作用に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会地震工学論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | Vol.69,No.4 |
発表年月日 | 2013/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 中尾尚史 |
合肥工業大学 | 張広鋒 |
橋梁構造研究グループ | 炭村透 |
橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
抄録 |
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本研究は,橋が津波の影響を受ける時に橋桁に作用する圧力と橋桁支点部に作用する力を水路実験により計測し,その圧力と支点反力の関係について検討した.水路実験では長方形断面模型,2主桁断面模型,4主桁断面模型を作製して実験を行った.その結果,長方形断面の場合,両支点に下向きの支点反力が作用するが,2主桁,4主桁断面では津波が作用する側の支点で上向きの反力,反対側の支点で下向きの支点が作用し,津波が作用する側が持ち上がるような方向の回転力が作用することが分かった.さらに流体解析ソフトを用いた解析を行い,水路実験の再現計算を試みた.解析では長方形断面模型,2主桁断面模型をモデル化して解析を行った.その結果,津波が作用する側の床版側面や床版張出部,主桁に作用する圧力は実験結果を再現できることが分かった. |