作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | コンクリートの比誘電率の経年変化と推定方法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度秋季講演会 |
誌名 | 平成24年度秋季講演会講演概要集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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基礎材料チーム | 森濱 和正 |
抄録 |
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室内に14年間保管して常に乾燥状態であった供試体(厚さ300mm)と,外に暴露して風雨に10年間さらされていたカルバート状の供試体の側壁(厚さ300mmと600mm)の内面と外面から比誘電率の経年変化を測定した結果について報告した。コンクリート打設初期は,いずれの供試体も表面から100mm程度までは表面の比誘電率は小さく,内部ほど大きくなる,100mmより内部ではほぼ一定,という分布であった。10年以上経過すると,室内保管は,厚さ300mmまで比誘電率6程度でほぼ一定になった。外に暴露していた供試体は,初期と同様,表面が小さく,内部ほど大きくなり,100mmより深いとほぼ一定の分布であった。ただし,全深さにわたってわずかに小さくなる傾向にあったこと,外面の方が内面よりも雨が当たることから比誘電率が1程度大きかった。 |