作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 東日本大震災における河川堤防の被災形態の特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 河川技術シンポジウム |
誌名 | 河川技術論文集 |
巻・号・回 | 第19巻 |
発表年月日 | 2013/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(財)国土技術研究センター | 宮武晃司 |
(財)国土技術研究センター | 中山修 |
(財)国土技術研究センター | 柳畑亨 |
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム | 谷本俊輔 |
国土交通省東北地方整備局 | 成田秋義 |
抄録 |
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東日本大震災では、大規模な堤防被災が同時多所で発生した。このような被災の場合、適切な被災要因の評価や堤防機能の復旧のためには、初期段階の被災状況調査が大切である。特に、大変形が生じていた箇所の多くでは、堤体(閉封飽和域)が液状化していたが、その復旧対策には閉封飽和域の状態を迅速に捉えることが極めて重要であった。本稿では、10河川33箇所で現地調査を行い、閉封飽和域が液状化した場合の被災の特徴や、被災の原因を判別するための着目点をとりまとめた。また、今後の震災の復旧対応に資するよう、閉封飽和域の液状化が原因で被災を受けた堤防の復旧方法や必要材料及び費用について傾向を整理した。 |