作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 可視・紫外領域に跨る構造色を呈するオパール薄膜の作製とひずみ・ひび割れの可視化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第9回学際領域における分子イメージングフォーラム |
誌名 | Proceedings of the Interdisciplinary Forum on Molecular Imaging |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 百武壮 |
土木研究所 | 西崎到 |
物質・材料研究機構 | 不動寺浩 |
物質・材料研究機構 | 澤田勉 |
広島大学 | 田中義和 |
抄録 |
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ひずみ分布を構造色として視認できるオパール薄膜を開発している。本報告では、オパール薄膜を形成するポリスチレン微粒子の粒径と粒子間距離を条件として構造色を発する領域の制御を試みた。視認性、ひずみ感度の向上を目的として、ひずみによる構造色のピークシフトを可視領域から紫外領域まで検討した。赤から緑(600 ~ 500 nm)、あるいは、発色から脱色(430-390 nm)の構造色変化を利用してひずみ分布を可視化した例について報告する。ひずみ感度については、ハンディ分光器を用いて得られる構造色のピークシフトと既存の電気抵抗型ひずみゲージによるひずみ値からnm / 2000 uSt以下にも応答できる感度が得られた。アルミ試験片とモルタル試験片それぞれを一軸引張試験に供したところ、アルミ試験片の塑性変形によるひずみ分布可視化とモルタル試験片のひび割れが鮮明に可視化された。 |