作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 遮水材料の現場透水試験におけるデータ異常の発生要因の検証実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 第48回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 坂本博紀 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 佐々木隆 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 佐藤弘行 |
抄録 |
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ロックフィルダムにおける盛立面での品質管理試験のうち、特にコアゾーンにおける現場透水試験(U-19法)は、試験時間が長く、試験中に周囲の盛立を中断する必要があることから、施工効率化を妨げる要因ともなっている。著者らは数値解析を併用したコアゾーンの現場透水試験の簡易法の開発のため、既設ダムコア材の不飽和浸透特性を室内試験に基づき算定し、同ダムの現場透水試験データについて試験開始後6時間以内のデータから試験終了時の透水流量の予測(以後「簡易法」)を試みた。この結果、解析精度は誤差率が5%以内の極めて高いケースから、半オーダー程度外れるケースがあった。本稿では、再現精度の低下要因分析を行うとともに、その要因と考えられた転圧時の過剰間隙水圧と蒸発散の影響について、盛立試験による計測を行い、これらの影響を考慮した再現解析を実施し、簡易法の再現精度の改善を試みた。 |