作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 常時微動計測のダム健全性評価への活用に向けた検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 第34回西日本岩盤工学シンポジウム 論文集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 加嶋武志 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 榎村 康史 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 金銅 将史 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 小堀 俊秀 |
国土交通省 国土技術政策総合研究所 河川研究部 大規模河川構造物研究室 | 佐々木 隆 |
抄録 |
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構造物の常時微動を計測することにより、その剛性の低下に伴う振動特性の変化を把握する手法のダム堤体の健全度診断への適用可能性について検討した。常時微動計測によりダム堤体の健全度診断を行うためには、堤体内の劣化・損傷の進行によってダムの振動特性(固有振動数 等)がどのように変化するかを把握しておく必要があり、またダムの劣化・損傷以外の要因がダムの振動特性に与える影響を可能な限り分離し、排除する必要がある。本論ではダムの劣化・損傷事象の中でも健全性に重大な影響を及ぼすものと考えられる「水平クラック」について着目し、水平クラックの進展によってダムの振動特性がどのように変化するのか数値解析(固有値解析)により分析した。また、劣化・損傷以外のダムの振動特性に与える要因として、貯水位、気温に着目し、これらの影響を定量的に把握するために実ダムでの常時微動計測を行った。 |