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発表 内部侵食とのり尻付近の動水勾配の関係

作成年度 2013 年度
論文名 内部侵食とのり尻付近の動水勾配の関係
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第1回地盤工学から見た堤防技術シンポジウム
誌名 第1回地盤工学から見た堤防技術シンポジウム講演概要集
巻・号・回
発表年月日 2013/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム川井正彦
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム石原雅規
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム吉田直人
抄録
河川堤防の安全性は河川水位や降雨の影響を踏まえた浸潤線を求め、円弧すべり計算や局所動水勾配によって評価を行うが、過去の被災事例ではこれら円弧すべりやパイピングといった被災だけでなく、のり尻付近の比較的浅い部分が小規模な崩壊を生じた後、徐々にのり面上部に進行する、いわゆる内部侵食による変状発生事例もみられることが指摘されている。例えば、赤井1)によると、一旦浸透流による破壊が生じると初期には局部的であっても進行性を有して拡がり、重大な被害に至ることを指摘している。しかしながら、この内部侵食による変状は、その発生条件や発生メカニズムについて必ずしも明らかになっておらず、評価手法も現時点では確立されていない状況にある。本文では河川堤防の内部侵食現象を再現した模型実験の結果をもとに、内部侵食の発生条件について考察する。
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