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発表 礫質土の粒度評価におけるボーリング調査径に関する研究

作成年度 2013 年度
論文名 礫質土の粒度評価におけるボーリング調査径に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第1回地盤工学から見た堤防技術シンポジウム
誌名 第1回地盤工学から見た堤防技術シンポジウム講演概要集
巻・号・回
発表年月日 2013/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質・地盤研究グループ土質・振動チーム石原雅規
名城大学小高猛司
名城大学崔 瑛
高知大学原 忠
建設技術研究所李 圭太
抄録
河川堤防の基礎地盤の液状化危険度の判定には,粒度等によって判定の対象となる土層であるか判断した後に,主に標準貫入試験によるN値を用いて判定がなされる。その際の粒度は,一般に標準貫入試験時にレイモンドサンプラーで採取した試料(通称,ペネ試料)から分析されている場合が多い。しかし,比較的大きな礫が混在する礫質土地盤においては,内径35mmのレイモンドサンプラーで採取したペネ試料だけでは実際の基礎地盤の原粒度を評価することは難しいと思われる。本研究では,河川堤防の礫質土基礎地盤を対象として,3種の調査径でのボーリング調査を行い,標準貫入試験(ペネ試料採取を含む),コア試料のサンプリング,PS速度検層,現場透水試験を行った。さらに,採取したペネ試料,コア試料に加えて,バックホウによる直接掘削で採取した原粒度試料も用いて,それぞれの粒度の比較検討を行った。あわせて現場透水試験の結果から,礫質土地盤の透水性に着目した動的特性に関する考察も行った。
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