作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 衛星観測降雨の土砂災害への適用に関する基礎的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度砂防学会研究発表会 |
誌名 | 平成25年度砂防学会研究発表会概要集B |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM] | Yoshikazu SHIMIZU |
ICHARM | 岡積敏雄 |
ICHARM | バドリ・シュレスタ |
抄録 |
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我が国における土砂災害の警戒避難基準雨量解析にIFASが収集・補正する衛星観測雨量データを用いた場合の適用性について、平成21年7月に発生した山口県防府市の土砂災害をもたらした一連の降雨を対象とする衛星観測雨量データを、比較検討した。衛星観測の時間雨量が地上観測雨量より過少に記録される傾向にあること、および衛星観測雨量の時間解像度と配信されるまでの遅れ時間から、わが国で運用しているレベルでの警戒避難基準雨量に用いることは現時点では適当でないと考えられるが、全球降水観測(Global Precipitation Measurement: GPM)計画の進展により空間解像度、時間解像度および雨量データの精度の向上といった外部要因の改良・改善が今後期待されている。 |