作成年度 | 2013 年度 |
---|---|
論文名 | RC フーチングに埋め込まれた鋼製柱基部の腐食と振動特性の関係 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会2013 |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | Vol.35,No.2 |
発表年月日 | 2013/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 | 柏宏樹 |
東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 | 内藤英樹 |
橋梁構造研究グループ | 高橋実 |
東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 | 鈴木基行 |
抄録 |
---|
鋼コンクリート接合部の非破壊試験に関する基礎的検討として、H形鋼をRCフーチングに埋め込んだ鋼製柱供試体を作製し、電食試験によってコンクリート内部の鋼材腐食を促進させ、段階的な腐食量ごとに鋼製柱とRCフーチングの振動特性を測定した。その結果、フーチングに腐食ひび割れが生じる前後までに鋼製柱の減衰定数が健全時の1.5~3倍程度まで増加することや、供試体寸法が小さい場合には腐食ひび割れによってフーチングの固有振動数が健全時の8割程度まで低下した。また、鋼材腐食率(質量減少率)が30%になるとフーチング上面の柱基部周辺で測定した見掛けの超音波伝搬速度が健全時の8割程度まで低下した。 |