作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | オールコアボーリングによる液状化層の堆積学的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本地質学会第119回学術大会 |
誌名 | 日本地質学会学術大会講演要旨集 |
巻・号・回 | 119 |
発表年月日 | 2012/09/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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液状化の簡易判定法として広く用いられているFL法で評価できるのは,原理的に30cmの標準貫入試験区間のみであり,また細粒分含有率も平均化調整された試料に対する「平均値」であることから,誤判定,あるいは液状化層の見落としの危険性があった.これに対しオールコアボーリングを実施し,採取コア試料に対する詳細な堆積学的分析を適用すれば,実際に液状化した層準を同定することが可能であると期待された.そこで2011年東北地方太平洋沖地震によって深刻な液状化被害が生じた地点においてオールコアボーリングによる液状化層の堆積学的特徴抽出を試みた.その結果,稠密粒度分析とコア詳細解析によって,液状化層準を同定手切ることがわかった. |