作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 膜処理による下水再生水利用時の病原微生物感染リスク評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 環境衛生工学研究 |
巻・号・回 | Vol.27 No.3 |
発表年月日 | 2013/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 安井宣仁 |
土木研究所 | 諏訪守 |
土木研究所 | 桜井健介 |
土木研究所 | 鈴木穣 |
抄録 |
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下水再生水の利用において注視すべき病原微生物としては,特に腸管系ウイルスの挙動把握が重要である.腸管系ウイルスの中でも,近年,感染症が多発しており,下水,下水処理水中に通年を通して比較的高濃度で検出されるノロウイルス(以下, NoVと記す)が評価対象ウイルスの1つとして挙げられる.NoVは非細菌性胃腸炎を引き起こすウイルスで,世界的にもNoVを起因とする感染性胃腸炎患者の報告例があり,ヒトへの感染発症率は約80%と高い.国内においても, NoVが起因とした感染性胃腸炎患者数が2006年以降,最も高い推移で増加している. |