作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 農業利用を想定したUF膜処理による下水再生水の定量的微生物リスク評価:ノロウイルスを対象とした事例的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集G(環境) |
巻・号・回 | 69III |
発表年月日 | 2013/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 安井宣仁 |
土木研究所 | 諏訪守 |
土木研究所 | 桜井健介 |
土木研究所 | 鈴木穣 |
東レ株式会社 | 小林憲太郎 |
抄録 |
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現在,アジア地域のみならず世界的な水問題に向け,下水再生水を安全に利用するための国際規格作りが検討されており,今後,再生水の利用促進が期待されている.再生水を様々な用途で利用する際,特に病原微生物の感染リスク管理が重要である.本報ではケーススタディーとしてUF 膜処理によるパイロットプラントでの再生水を農業利用した場合を想定し,再生水の農業従事者と消費者に対して,ノロウイルスを対象に定量的微生物リスク評価を行った.その結果,消費者に対するノロウイルスの感染リスクは,農業利用されている河川水を直接利用した場合と比較して,UF 膜処理単独で約26 倍,凝集沈殿+ UF 膜処理で約140 倍のリスク低減効果が期待でき,農業への利用価値は高いと考えられた. |