作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 連続体モデルを用いた雪崩運動シミュレーションの開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成25年度北陸地方整備局事業研究発表会 |
誌名 | 平成25年度北陸地方整備局事業研究発表会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2013/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪崩・地すべり研究センター | 伊東靖彦 |
雪崩・地すべり研究センター | 池田慎二 |
雪崩・地すべり研究センター | 秋山一弥 |
抄録 |
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今般の雪崩防護工の設計では、雪崩経路や雪崩速度を求める際にVoellmy1)やPerla-Cheng2)等の一次元モデルが一般に用いられている。これらの一次元モデルでは、雪崩経路や流下中の雪崩層厚の設定が経験的知見に依存するため施設規模が大きくなりやすいことや、計算が一次元地形として行われるため谷幅の広がりによる層厚の変化は考慮されていないなどの問題点がある。 著者らは、準三次元の連続体モデルを雪崩解析に適用することにより、これら雪崩防護工設計に必要な物理的諸元を合理的に求めることを検討した。ここでは、近年発生した湿雪雪崩を事例にし、連続体モデルおよびVoellmyモデルで算出した雪崩の物理的諸元について、その比較結果を報告した。 |