作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 2013年2月に栃木県で発生した地震による雪崩 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 寒地技術シンポジウム |
誌名 | 寒地技術シンポジウム |
巻・号・回 | 29 |
発表年月日 | 2013/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪崩・地すべり研究センター | 伊東靖彦 |
雪崩・地すべり研究センター | 池田慎二 |
雪氷チーム | 松下拓樹 |
北海道大学農学研究院 | 野呂智之 |
抄録 |
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2013年02月25日栃木県で2013年2月25日16時23分頃地震が発生し、これにより雪崩が発生した。震源地は栃木県北部の奥日光と呼ばれる地域で、栃木、福島、新潟の3県境に近い。 この地震により、栃木県と福島県内でそれぞれ雪崩が発生した。このうち栃木県では、日光市川俣の奥鬼怒林道で約30箇所が雪崩などのために一時通行できなくなり、宿泊施設4件に客と従業員51名が足止めされた。 また、福島県側の檜枝岐村湯出の沢では会津駒ケ岳と大杉岳の尾根付近からとみられる雪崩が発生し、同村大根卸の国道352号を約60mにわたって遮断し、伊南川を挟む対岸まで押し寄せた 本稿は著者らが、地震発生後奥鬼怒林道及び湯出の沢で行った雪崩調査を報告するものである。 |