作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 津波の影響を受ける橋に適用する損傷制御型支承の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第18回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム |
誌名 | 第18回性能に基づく橋梁等の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集 |
巻・号・回 | 18 |
発表年月日 | 2015/07/07 ~ 2015/07/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 森屋圭浩 |
橋梁構造研究グループ | 中尾尚史 |
橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
抄録 |
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2011年発生した東北地方太平洋沖地震で発生した津波による橋梁の被害を受け,これまで,上部構側面部にフェアリングを取付けて津波作用力を軽減される方法や,落橋防止装置や変位制限構造を用いることにより,上部構造の流出を防ぐ方法等の「防災の観点」からの津波対策が検討されている.しかし,橋梁部の機能回復のための応急復旧のしやすさで考えると,例えば,下部構造のみを健全な状態で残置させ,後の仮橋を架設することが可能な状態としておくことも,「減災の観点」から見ると速やかな機能回復方法であると考えられる.そこで本研究は,速やかな機能回復方法の1つとして,津波の影響に対する橋の最終的な破壊モードを確実化させるために必要となる損傷制御型支承を設計し,載荷試験により検証した. |