作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 短周期卓越地震動に対する上部構造をゴム支承で支持した橋の動的挙動メカニズム |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 72 |
発表年月日 | 2016/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 末崎将司 |
橋梁構造研究グループ | 岡田太賀雄 |
橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
抄録 |
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2011年の東北地方太平洋沖地震では,短周期帯で強い加速度応答スペクトル特性を有する地震動が観測された.このような地震動に対して橋脚自体が単独で振動する高次モードでの共振が懸念される上部構造をゴム支承で支持した橋を対象に,その動的挙動メカニズムを明らかにするため,1/4スケール模型による振動台実験を行った.その結果,動的解析結果と同様に短周期でRC橋脚自体が振動する挙動が生じることを確認した.一方,RC橋脚自体が短周期で振動する地震応答は,ひずみ速度効果及びディープビーム効果により,主にRC橋脚のせん断耐力を高める挙動となることを示した.また,実験結果の分析から,曲げ破壊型のRC橋脚は,仮にRC橋脚自体の振動で柱基部が曲げ降伏したとしても,長周期化することによりRC橋脚の応答は増幅しにくくなり,破壊に至りにくいことを示した. |