作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 2011年チャオプラヤ川洪水による在タイ日系企業の浸水の有無と洪水対策実施率の比較 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 水文・水資源学会2015年度総会・研究発表会 |
誌名 | 水文・水資源学会2015年度研究発表会要旨集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/09/09 ~ 2015/09/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 萩原葉子 |
ICHARM | 栗林大輔 |
ICHARM | 澤野久弥 |
抄録 |
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2011年のタイ王国チャオプラヤ川の洪水は死者815名、経済被害約400億ドル以上という大きな被害をもたらした。日本はこれまでタイへの最大の投資国であり、特に浸水被害が大きかった下流域の7つの工業団地では被災企業のうち日系企業が半数以上を占めた。洪水後3年あまりが経過した2015年2~3月に在タイ日系企業の洪水対策がどのように実施されているかを調査し、有効回答28工場の調査結果を分析した結果、浸水したと回答した12工場と、それ以外の16工場とに分類でき、浸水した企業の洪水対策は総じて強化されていた反面、それ以外の企業の洪水対策の実施率は全体として未だ低いことがわかった。 |