作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 洪水常襲地帯における洪水災害対応シナリオ作成手法の提案 -フィリピン共和国 パンパンガ川流域での取り組み- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第70回土木学会年次学術講演会講演概要集 |
誌名 | 第70回土木学会年次学術講演会講演概要集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/09/16 ~ 2015/09/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 大原美保 |
ICHARM | バドリ・バクタ・シュレスタ |
ICHARM | 南雲直子 |
ICHARM | 澤野久弥 |
抄録 |
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洪水常襲地帯では、面的な浸水状況をいち早く把握し、氾濫水の到達前に適切な対応を行うことが重要である。本研究では、洪水氾濫解析に基づき、コミュニティーの参画により事前の洪水災害対応計画を作成するための手法の開発を目指して、洪水が頻発するフィリピン共和国パンパンガ川流域での検討を行った。地域における既存の洪水対応計画・コミュニティー警報システムと洪水氾濫解析を融合させ、「①浸水想定マップ、②浸水チャート、③時系列での災害対応計画」により構成される新たな洪水災害対応シナリオの提案を行った。現地の災害対応担当者とのワークショップでは、時系列に沿って災害対応が記述されており有用であるとの評価を得た。 |