作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 舗装コンクリートのスケーリング抵抗性に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第69回セメント技術大会 |
誌名 | セメント技術大会講演要旨 |
巻・号・回 | 第69回 |
発表年月日 | 2015/05/12 ~ 2015/05/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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基礎材料チーム | 森濱 和正 |
基礎材料チーム | 勝畑敏幸 |
基礎材料チーム | 渡辺博志 |
抄録 |
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近年、コンクリートの凍結融解抵抗性について、従来の凍結融解試験による動弾性係数を指標とした評価に加え、スケーリング抵抗性に着目した検討が精力的に行われている。一方、コンクリート舗装は、その良好な耐久性により今後さらなる普及が期待されている。ここで、舗装コンクリートは、打設面が直接外気にさらされており、しかも積雪・凍結地域では凍結防止剤などが散布されることから、スケーリング抵抗性について知見を得ておくことは、コンクリート舗装の耐久性確保において非常に重要である1)。しかし、舗装コンクリートを対象としたスケーリング抵抗性の検討は必ずしも十分ではない。そこで、本報告では、ASTM C 672の試験方法を参考にスケーリング試験を実施し、コンクリートの空気量、湛水する溶液の塩分濃度、湛水試験面の状態がスケーリング抵抗性に与える影響について検討した。 |