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論文投稿 コンクリート構造物の検査における評価対象別の非破壊試験 ②鉄筋腐食評価の試験方法

作成年度 2015 年度
論文名 コンクリート構造物の検査における評価対象別の非破壊試験 ②鉄筋腐食評価の試験方法
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 コンクリート工学
巻・号・回 Vol.53、No.7
発表年月日 2015/07/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
iMaRRC森濱 和正
抄録
コンクリート構造物中の鉄筋が腐食すると,コンクリートにひび割れやはく離・はく落を生じ,第三者に危害を加える恐れがある。さらに腐食が進行して鉄筋断面が欠損すると,耐荷力が低下するなど,コンクリート構造物の耐久性確保にとって鉄筋を腐食から防ぐことは最も重要である。 鉄筋の腐食は,コンクリートの中性化,塩化物イオンの浸透が主要な原因である。かぶり厚さが十分確保されていなければ中性化,塩化物イオンが早期に鉄筋に達して腐食を生じる。そのため,鉄筋腐食については初期条件(表層の緻密性),腐食原因(中性化深さ,塩化物イオン量の浸透量・深さ),腐食状態,腐食に伴うコンクリートの劣化の各段階があり,段階ごとに必要とされている試験方法について解説した。
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