作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 下水再生水利用時じにおけるノロウイルスを対象とした定量的微生物リスク評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 平成27年度国土技術研究会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 安井宣仁 |
土木研究所 | 諏訪守 |
土木研究所 | 南山瑞彦 |
抄録 |
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下水再生水を利用する際には、再生処理が適切に行われ、再生水利用者の衛生学的安全性が確保されている必要がある。本研究では、ノロウイルスを対象に再生水利用時におけるヒトに対する感染リスク削減に重要な再生処理プロセスを明らかにすることを目的とし、稼働中の下水再生処理実施設において、処理プロセス毎のウイルス濃度の実態調査を行い、取得したデータを用い、定量的微生物リスク評価を実施した。その結果、消毒プロセスの機能が不十分な場合では、ノロウイルスの感染リスクが約1000倍上昇することが明らかとなり、消毒プロセスが重要管理点であると結論付けられた。 |