作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 橋梁の寒冷地対策 寒冷地用塗料の耐久性,施工性,施工対策に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 橋梁と基礎 |
巻・号・回 | 50 |
発表年月日 | 2016/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 林田 宏 |
iMaRRC | 冨山禎仁 |
鋼構造物塗膜処理等研究会 | 石田博文 |
抄録 |
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冬期の低温時に塗装工事を行う場合、変性エポキシ樹脂塗料などの低温用塗料を適用しても、5℃以下での塗装は制限される。このため、①施工可能時間が夏期に比べ短い、②施工時の温度確保のための暖房機によるコスト・CO2の増加などの問題が生じていた。そこで、これらの問題を解決するため、イソシアネートでの重合反応硬化等により5℃以下の低温領域で硬化が可能となる寒冷地用塗料が開発された1)。しかし、寒冷地用塗料の耐久性や施工性等の性能に関する検討は十分に行われていない。このため、本研究では、室内促進試験、実環境における暴露試験、模擬橋梁および実橋を用いた施工試験などを通して、寒冷地用塗料の耐久性、施工性、施工対策を明らかにするための検討を行った。 |