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発表 各種鋼橋防食工の補修塗装に関する検討(3)

作成年度 2015 年度
論文名 各種鋼橋防食工の補修塗装に関する検討(3)
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第38回鉄構塗装技術討論会
誌名 鉄構塗装技術討論会発表予稿集
巻・号・回 38
発表年月日 2015/10/29 ~ 2015/10/30
所属研究室/機関名 著者名(英名)
関西ペイント三谷 誠
日本ペイント大澤隆英
大日本塗料岩瀬嘉之
iMaRRC冨山禎仁
iMaRRC西﨑 到
抄録
海上大気部の長期防錆型塗装技術に関する研究を目的とし、国立研究開発法人土木研究所、一般財団法人土木研究センター、一般社団法人日本鉄鋼連盟、一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会は、海洋構造物の耐久性向上技術の開発に関する共同研究を行っている。本共同研究のうち、塗料に関する研究は土木研究所と土木研究センター、および関西ペイント株式会社、日本ペイント株式会社、大日本塗料株式会社で構成する第三分科会で実施している。これまで、第三分科会では、静岡県焼津市駿河湾内の海洋技術総合研究施設の本体および最上階に設置された暴露架台を利用して、1984 年当時の重防食塗装系や当時新規塗料であったふっ素樹脂塗料を上塗りとした塗装系等について、飛沫干満帯から海上大気部にわたる種々の腐食環境下における長期耐久性について毎年定期調査を行い、20 年間の長期暴露試験データをまとめ報告している。第三分科会では鋼道路橋塗装・防食便覧3)(現 鋼道路橋防食便覧)に記載されている塗装以外の各種防食工法(耐候性鋼材、溶融亜鉛めっき、金属溶射)の新設仕様、およびこれらが劣化した際の塗装による補修仕様の耐久性を見極めるため、またライフサイクルコスト(LCC)評価の指標を得るために、平成17 年より海洋総合技術研究施設および静岡県富士宮市にある土木研究所朝霧環境材料観測施設における暴露試験と、実験室における促進劣化試験を実施している。本報ではこれらのうち、暴露10 年目までの追跡調査結果について報告する。
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