作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 還元糖によるコンクリート破砕材の六価クロム溶出抑制効果に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会年次学術講演会 |
巻・号・回 | 70 |
発表年月日 | 2015/09/16 ~ 2015/09/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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前田道路 | 新井田良一 |
iMaRRC | 新田弘之 |
iMaRRC | 西崎到 |
抄録 |
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環境循環型社会が推進される中,土木分野においても低環境負荷であるリサイクル材の利用が進んでいる.建築解体材等から発生するセメントコンクリート発生材もリサイクルが進んでいるものの一つであり,その多くは路盤材や構造物の基礎などに使用されている.一方,セメントコンクリート発生材を原料とする再生路盤材からは微量の六価クロムが溶出することがあり,舗装再生便覧(平成22 年度版)では,溶出の程度の確認が推奨されている.これに対し,セメントコンクリート破砕材(以後,コンクリート破砕材とする)の六価クロム溶出を抑制する方法として,さまざまな技術が開発され対応も進んでいる.本研究では,比較的安価で安定して入手可能であり,使用周辺環境に害を及ぼす恐れのない還元糖を還元剤として添加・混合することにより,六価クロムを無害である三価クロムに還元処理する方法の検討を行った. |