作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 飽和成分の多い再生用添加剤で繰り返し再生した再生混合物と再生アスファルトの性状に関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集 |
巻・号・回 | 71 |
発表年月日 | 2016/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大成ロテック | 加納孝志 |
iMaRRC | 新田弘之 |
iMaRRC | 佐々木厳 |
舗装チーム | 川上篤史 |
抄録 |
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アスファルト舗装発生材の再生利用が開始されてから30年以上が経過している.現在供用中のアスファルト舗装の半数以上は過去に一度以上再生されたものであると考えられ,今後は,複数回繰り返し再生されたアスファルト舗装発生材が増加していくものと考えられる. そこで,一般的に使用されている再生用添加剤の中から飽和成分の多いものを選定し,試験室内で促進劣化と再生を繰り返し,アスファルト混合物およびアスファルトの性状がどのように変化していくのかを確認した.その結果,再生回数が増加すると再生混合物や再生アスファルトの物理的性状が低下する傾向が見られた.また,再生アスファルトの組成や酸化度,分子量分布において,酸化物などの蓄積と考えられる影響が見られた.これらの傾向は,再生骨材の配合率が多いほど顕著であった. |