作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 中小河川における河道計画時に利用可能な環境評価ツールの検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成27年度全国大会第70回年次学術講演会 |
誌名 | 平成27年度全国大会第70回年次学術講演会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/09/16 ~ 2015/09/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人 土木研究所 自然共生研究センター | 大石哲也 |
国立研究開発法人 土木研究所 自然共生研究センター | 高岡広樹 |
岐阜大学流域圏科学研究センター | 原田守啓 |
国立研究開発法人 土木研究所 自然共生研究センター | 萱場祐一 |
抄録 |
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中小河川では,「中小河川に関する河道計画の技術基準について(平成22年改訂)」の中で,川幅を拡幅し,河床の堀下げを最小限に留め,河道の安定性を向上させると共に,瀬や淵といった生物にとって重要な生息場の形成への配慮をすることが求められている.しかし,多くの中小河川では,「定規断面,一定勾配」で計画を行っているため,生物の生息場の整備が後付けになっていることが多い.また,水理学,生態学,応用生態工学等の発展により各々の分野で河川における科学的な知見の集積や解明が進んでいるが,これらの成果が中小河川の河道計画・設計に十分に活かされていないといった課題もある.そこで筆者らは,この解決の1つの手段として,河道計画時に利用可能な環境評価ツールの検討を行ったので,その活用例も加えて報告する. |