作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 定期観測データで見るダム下流への置土が付着藻類の現存量に及ぼす効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成27年度 京都大学防災研究所 研究発表講演会 |
誌名 | 平成27年度 京都大学防災研究所 研究発表講演会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2016/02/23 ~ 2016/02/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人 土木研究所 自然共生研究センター | 宮川幸雄 |
京都大学 防災研究所 | 角哲也 |
京都大学 防災研究所 | 竹門康弘 |
京都大学 防災研究所 | 小林草平 |
抄録 |
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1.はじめにダム下流では流下土砂の減少により、河床の粗粒化が進行し、河床礫に付着する藻類群集(付着藻類)が、細粒土砂により剥離される機会が減少する可能性が報告されている1)。付着藻類が剥離せず残存する期間が長くなると、付着藻類が異常繁茂し質が劣化するため、それを餌とするアユ等の水生生物への影響は多大になるおそれがある。これに対し、ダム上流に堆積した土砂を掘削して下流に置土し、増水時に流下させる2)ことで、付着藻類の剥離を促す試みが全国で行なわれている。この置土の効果を検証した事例として、置土 |