作成年度 | 2015 年度 |
---|---|
論文名 | 揖斐川における河道掘削後のイシガイ類生息環境の形成と変遷 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第63回 日本生態学会 仙台大会 |
誌名 | 日本生態学会第63回全国大会 講演要旨(http://www.esj.ne.jp/meeting/abst/63/I2-17.html) |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2016/03/20 ~ 2016/03/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
国立研究開発研究法人 土木研究所 自然共生研究センター | 永山滋也 |
岐阜大学流域圏科学研究センター | 原田守啓 |
兵庫県立大学自然 環境科学研究所 | 佐川志朗 |
国立研究開発研究法人 土木研究所 自然共生研究センター | 萱場祐一 |
抄録 |
---|
堤防間に挟まれた河道内氾濫原は、生物多様性の確保を考える上で重要な河川環境要素であるが、1980年代以降、本川流路からの比高の拡大や樹林化が進み、環境の劣化が懸念されている。一方、河積の拡大を目的として実施される河道掘削(高水敷掘削)は、相対的に低くて冠水し易い地盤面を造成する行為であり、氾濫原環境の創出と親和的である。本研究は、氾濫原生態系の指標性が高いとされるイシガイ科二枚貝(イシガイ類)に着目し、高水敷掘削後に形成された氾濫原水域(ワンドやたまり)の、生息環境としての質と量の時間変化から、効果の高い掘削高さを検討した。 |