作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | ロックフィルダムの耐震性能照査に用いられる入力物性値の比較と最大すべり変形量に及ぼすロック材のせん断強度の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第50回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第50回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | 514(H-04) |
発表年月日 | 2015/09/01 ~ 2015/09/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水工研究グループ水工構造物チーム | 藤川 祥 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 佐藤 弘行 |
水工研究グループ水工構造物チーム | 榎村 康史 |
抄録 |
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国土交通省では、2005 年に「大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案)」を策定し、直轄ダム等において試行している。ロックフィルダムの耐震性能照査では、一般的に地震時における堤体応答の把握とすべり変形量の算出のために築堤解析、地震応答解析および塑性変形解析を実施している。これらの解析には、検討対象ダム別に室内試験等を実施して得られる物性値が必要となる。地震時のすべり変形量を精度良く推定するためには、試験と解析に多くの時間と労力を要することから、今後、多数のロックフィルダムの耐震性能を評価するにあたって、詳細な検討が必要なダムを効率良く抽出することが重要であると考えられる。本論文では直轄のロックフィルダムにおいて、耐震性能照査が実施されたダムのL2 照査報告書を基本に物性値を収集し、比較を行った。さらに、収集した物性値から設定した代表値を用いてすべり変形量を算出し、ロック材のせん断強度と最大すべり変形量との関係から詳細な検討を要するせん断強度の把握を行った。 |