作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | スイスにて開催された土砂バイパストンネルに関する国際ワークショップ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | ダム技術 |
巻・号・回 | 347 |
発表年月日 | 2015/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム | 櫻井寿之 |
水理チーム | 宮川仁 |
抄録 |
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第1回 土砂バイパストンネルに関する国際ワークショップ(International Workshop on Sediment Bypass Tunnels)が、2015年4月27日から29日にかけてスイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH-Zurich)水理・水文・氷河学研究所(VAW)主催のもとに開催された。なお、京都大学防災研究所とチューリッヒの市営エネルギー会社(ewz)が共催者であった。近い将来、世界的に貯水池の堆砂量の増加分が貯水容量の増加分を上回り、総貯水容量が減少していく堆砂問題が注目されている。そのような状況の中で、山間地の中小規模貯水池の持続的利用において、土砂バイパストンネルが有効な対策の一つとして注目されている。そこで、このワークショップは、土砂バイパストンネルに着目して、国際的に専門家やダム管理者の情報交換と議論を行う場として、企画された。ワークショップには、ヨーロッパやアジアを中心に13カ国から合計90名が参加し、その内日本からは15名が参加した。 |