作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 鉛直アレー記録に基づく軟弱粘性土地盤の強非線形挙動の分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第50回年地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第50回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | 第50回 |
発表年月日 | 2015/09/01 ~ 2015/09/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動 | 谷本俊輔 |
土質・振動 | 谷本俊輔 |
土質・振動 | 佐々木哲也 |
抄録 |
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大規模地震動に対する地盤の地震応答解析技術の向上のためには,観測事実に基づく実挙動の分析事例を蓄積していくことが必要である.しかし,軟弱粘性土地盤については強非線形挙動を捉えた鉛直アレー観測事例が少なく,実挙動が明らかとなっていない.東北地方太平洋沖地震では,山崎震動観測所において軟弱粘性土地盤の鉛直アレー記録が得られていることから,本報ではこの記録の分析を行った.その結果,軟弱粘性土層のひずみ依存性は1%超のひずみレベルにおいても強震記録と室内試験で合致すること,本震で低下した軟弱粘性土層の剛性が421日後においても回復していないこと,本震時にその上位の砂質土・シルトから成る互層において著しい剛性低下が生じたことを明らかにした. |