作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 堆積年代の古いシルト質砂とその再構成試料の繰返しせん断特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第35回地震工学研究発表会 |
誌名 | 第35回地震工学研究発表会 |
巻・号・回 | 第35回 |
発表年月日 | 2015/10/06 ~ 2015/10/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動 | 谷本俊輔 |
土質・振動 | 地蔵智樹 |
土質・振動 | 川口剛 |
土質・振動 | 荒木裕行 |
土質・振動 | 佐々木哲也 |
抄録 |
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これまでの震災経験から,堆積年代の古い地盤ほど液状化被害が生じにくいことが知られており,これは,液状化に対する「年代効果」によるものと考えられている.液状化に対する年代効果に関して,実務上の扱いとしては,造成・堆積年代の違いが定性的な判断指標として考慮されることがあるものの,その定量評価にあたっては多くの課題が残されている.そこで,本研究では,洪積層から採取した乱れの少ないシルト質砂とその再構成試料を対象として,中空ねじりせん断試験装置を用いた一連の繰返しせん断試験を行った.その結果,堆積年代の古い地層からの不攪乱試料とその再構成試料では,非排水繰返しせん断を受けたときの挙動の粘り強さが大きく異なることに加え,繰返しせん断中の負のダイレイタンシーの累積速度と低拘束圧域における圧縮特性が大きく異なることを明らかにした. |