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発表 FEMを用いた進行性ゆるみ岩盤の解析モデル化方法と評価の流れ

作成年度 2015 年度
論文名 FEMを用いた進行性ゆるみ岩盤の解析モデル化方法と評価の流れ
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第44回岩盤力学に関するシンポジウム
誌名 土木学会第44回岩盤力学に関するシンポジウム講演集
巻・号・回 Ⅱ-81
発表年月日 2016/01/08 ~ 2016/01/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質チーム日外勝仁
地質チーム江口貴弘
地質チーム佐々木靖人
抄録
ゆるみ岩盤は亀裂に支配された複雑・多様な不安定化の形態を示すため、特にダム建設においてはゆるみ岩盤の分布と性状の把握は重大な課題の一つとされている。本研究では、地質工学的にゆるみ岩盤の不安定な範囲や安定性を的確に評価する手法の開発を目的に、ひずみ集中箇所の差別的な劣化促進がゆるみによる強度物性値低下の一因であるとの考えの下、応力劣化型の岩盤のゆるみ進行過程を再現する「FEMステップ解析法」、すなわち、塑性ひずみの量に応じた強度低減をモデルに繰り返し反映させることで恣意的要素をできるだけ排除した機械的な物性低減を設定する方法について検討を重ねている。本論文では、開発中のゆるみ岩盤評価手法を実際の岩盤斜面の評価へ適用するため、数値解析を行う際に必須となる、地形地質構造に応じた解析モデル化方法について整理するとともに、評価の全体の流れをフロー図の形でとりまとめた。
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