作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 衝撃弾性波法によるコンクリートひび割れ深さ測定法に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 公益社団法人 物理探査学会 第132回(平成27年度春季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 132 |
発表年月日 | 2015/05/11 ~ 2015/05/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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物探学会 | 斎藤秀樹 |
土木研究所 | 稲崎富士 |
土木研究所 | 青池邦夫 |
抄録 |
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衝撃弾性波法によるコンクリートのひび割れ深さ測定法について,鉄筋コンクリート模型を用いた実験によって検討した.検討した手法は,P波の走時遅れを利用するTC-T0法および表面波の減衰を利用する方法である.実験では,健全部での測定,ひび割れを挟んだ測定,ひび割れに水を満たして測定の3ケースについて,それぞれの方法を適用した.ひび割れを挟んだ測定では,両手法ともひび割れ深さの推定が可能だが,ひび割れに水を満たした場合は,TC-T0法は正しい推定ができない.一方,表面波は水の影響を受けずに,深さの推定が可能であった.表面波の減衰を利用する方法の標準化が望まれる.さらにレーザードップラー振動計(LDV)および超音波アレイセンサの適用実験も行った.特にLDVは非接触で表面波計測が可能なことがわかり,今後も適用性について検討を続けたい. |