作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 地震により火山灰被覆丘陵で発生する崩壊性地すべり発生斜面の水文地質的特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 公益社団法人日本地すべり学会 第54回研究発表会 |
誌名 | 第54回日本地すべり学会研究発表会講演集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/08/25 ~ 2015/08/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地すべりチーム(現:ライト工業(株)) | 宮本賢人 |
国土交通省 | 杉本宏之 |
奈良県 | 小笠原啓介 |
地すべりチーム | 鳥海貴裕 |
地すべりチーム | 石井靖雄 |
抄録 |
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本報告により、葉ノ木平地区における透水試験結果からは、すべり面直上のスコリア層の透水係数が他と比べて大きく、透水層となっていたと推定された。また、御岳高原地区におけるハンドオーガーの掘削中の水位変動調査からは、すべり面となった風化軽石層(PM-1)が帯水層となっていることが分かった。これら2地区で,すべり面付近が透水層、帯水層をなしていたことは,地下水の分布が地震による崩壊性地すべりの発生に影響を与えていた可能性を示唆するものと考えられる。 |