作成年度 | 2015 年度 |
---|---|
論文名 | シールドトンネルにおける変状発生メカニズムに関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | トンネル工学研究発表会 |
誌名 | トンネル工学報告集 |
巻・号・回 | Ⅱ-3 |
発表年月日 | 2015/11/26 ~ 2015/11/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
トンネルチーム | 森本智 |
トンネルチーム | 日下敦 |
トンネルチーム | 石村利明 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
抄録 |
---|
社会資本ストックに対する適切な維持管理が求められている背景のもと,道路トンネル定期点検要領が発出された。今後においては,山岳工法以外により構築されたトンネルにおいても,その特徴を踏まえたメンテナンスサイクルを確立していくことが求められている。シールドトンネルは,都市部を中心に多数のストックが存在する。これらの効率的な維持管理を実施するためには,発生している変状の実態や原因,メカニズム等を把握することが重要である。本報文では,シールドトンネルの構造と変状の関連性について把握することを目的に,既往の点検結果をもとに,継手形状や止水材料の種類,二次覆工の有無の観点から代表的な変状について発生箇所や頻度等を整理・分析した。その結果,代表的な変状としてひび割れおよび漏水が多く,そのメカニズムは建設年代に応じて異なる傾向があることが明らかとなった。 |