作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 山岳トンネルにおける高規格鋼アーチ支保工の耐荷力特性に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本道路会議 |
誌名 | 日本道路会議論文集 |
巻・号・回 | 6005 |
発表年月日 | 2015/10/27 ~ 2015/10/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 淡路動太 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
トンネルチーム | 日下敦 |
トンネルチーム | 河田皓介 |
抄録 |
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道路トンネル建設のさらなるコスト縮減や工期短縮を目的とし、従来に比べて高強度の支保部材を用いて薄肉化を実現することで、支保パターンを合理化する試みが進められている。これら新しい支保パターンでは、鋼アーチ支保工には従来鋼と同程度の曲げ耐力を持つ高規格鋼を採用して鋼材重量の軽量化を図り、高強度吹付コンクリートを併用することで、部材自体の耐力を確保しながら、支保部材を薄肉化することが検討されている。これら新支保部材の導入には、施工上の安全性や力学特性、耐久性、さらに適用する場合の地山条件等に関して十分に検討を行うことが重要である。本報告では、鋼アーチ支保工の高規格化に着目し、従来鋼NH150(SS400)と同程度の曲げ耐力を有する高規格鋼HH108(HT590/SS540 相当)を用いて製作した実大規模の鋼アーチ支保工に対して載荷実験を行い、それぞれの耐荷力特性について考察を行った。 |