作成年度 | 2015 年度 |
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論文名 | 山岳トンネルにおける一掘進長延伸と地山評価の関連性に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本道路会議 |
誌名 | 日本道路会議論文集 |
巻・号・回 | 6022 |
発表年月日 | 2015/10/27 ~ 2015/10/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 河田皓介 |
トンネルチーム | 砂金伸治 |
トンネルチーム | 淡路動太 |
トンネルチーム | 日下敦 |
抄録 |
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近年,山岳トンネルの施工において建設時のコスト縮減や工期短縮が求められており,その一つの対応として標準の一掘進長を延伸することにより施工を合理化できる可能性がある.これまでの研究から,一掘進長延伸は地山条件によっては実施可能であることがわかっているが,従来の評価手法による標準区間と延伸区間の地山評価がほぼ同等であった場合では,計測された変位や支保工に発生した応力が小さく,両者の結果に明確な違いは見られなかった.つまり,現場の判断により一掘進長の延伸は実施できたものの,従来の評価手法では一掘進長延伸の実施の可否を判断するための評価手法として十分ではないと言うことができる.そこで,施工時に得られた従来の切羽観察に加え,新たな評価指標を追加した切羽観察を実施した結果を分析し,一掘進長延伸と地山評価との関連性について考察を行った. |