作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 鋼構造物塗装のVOC削減に関する検討(I)-水性塗料の適用性検討(その9)- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第37回鉄構塗装技術討論会 |
誌名 | 鉄構塗装技術討論会発表予稿集 |
巻・号・回 | 第37巻 |
発表年月日 | 2014/10/08 ~ 2014/10/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)トウペ | 岡 浩司 |
土木研究所 | 冨山禎仁 |
関西ペイント(株) | 後藤宏明 |
神東塗料(株)I | 二股 誠 |
大日本塗料(株) | 大柴雅紀 |
抄録 |
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現在、地球環境は悪化の一途を辿っていることから、地球環境保全、人間の健康・安全に向けた取り組みが世界的規模で行われている。わが国においても光化学オキシダントおよび浮遊粒子状物質(SPM)の原因物質の一つであるVOC(揮発性有機化合物)の排出抑制を目的として、大気汚染防止法が改正され、2006 年4 月1 日より施行された。塗料・塗装は、VOC 排出の発生源として大きな割合を占めていることから、塗料の低VOC化を図っていかなければならない状況下にある。鋼構造物塗装においてもVOC 排出量の大幅な削減が求められており、塗料の水性化は有効な手法となる。しかしながら、鋼構造物塗装への水性塗料の適用については、防食性や施工性を十分に検討し、その適性を把握する必要がある。水性塗料の施工性を把握する目的で、夏季および冬季の屋外環境で橋梁模擬桁を用いて施工性試験を実施した。本報では、施工性試験で得られた各種水性塗料の施工性評価のまとめおよびそれ以降の施工後の各種水性塗装系塗膜の追跡調査の結果を報告する。 |