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発表 鋼道路橋塗装の性能評価方法に関する検討

作成年度 2014 年度
論文名 鋼道路橋塗装の性能評価方法に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会年次学術講演会
誌名 土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM)
巻・号・回 Vol.69th
発表年月日 2014/09/10 ~ 2014/09/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土木研究所冨山禎仁
土木研究所西崎 到
抄録
従来,鋼道路橋の防食には塗装が大きな位置を占めており,塗装技術や塗料の高性能化,低コスト化により,鋼道路橋のライフサイクルコストを効果的に縮減できるものと期待される.ところが,現在の鋼道路橋の塗装設計基準は,使用する塗料の種類や使用量,施工方法などのいわゆる塗装仕様が規定された「仕様規定」となっているため,新技術や新材料の導入の自由度が低いのが現状である.このため,塗装設計基準を性能規定に移行させ,合理的で多様な開発による,塗料・塗装技術の品質・性能の向上やコスト縮減が促進される環境の整備が求められている.そこで本研究では,鋼道路橋塗装の性能規定化のために必要な技術開発を目的とし,鋼道路橋塗装に求められる要求性能の整理と,それらを的確に評価できる試験評価方法や性能基準値について検討している.本報では,現行の新設用塗装系(鋼道路橋塗装・防食便覧で規定されるC-5塗装系)について評価した促進耐候性試験の結果から,現行の塗料標準における課題を考察した.
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