作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 連続繊維シート補強コンクリートの新しい劣化評価方法に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第5回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム |
誌名 | 第5回FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム講演概要集 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2014/11/12 ~ 2014/11/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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独立行政法人土木研究所 | 新田弘之 |
独立行政法人土木研究所 | 西崎到 |
抄録 |
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繊維シート接着工法は,主にコンクリート構造物の耐震補強や剥落防止に適用され,20年以上供用されているものもある.樹脂は経年的に劣化し,接着性の低下につながる可能性が指摘されている.接着性の評価には,引張試験などの物理的試験の他,打撃音による方法,サーモグラフィを用いる方法など様々検討されている.本研究では,新しい評価方法として,X線CTスキャナーを用いて,繊維シートで補強したコンクリートの撮影を行い,内部の劣化や破損を評価できるか検討した.その結果,破壊を伴わないため,同じ供試体を用いて劣化前後の観察がが行え,また,接着面を面的かつ詳細に観察できるため,供試体内部の劣化でも成長過程の観察ができることが分かった. |